【第2章】電話越しの誓い〜最高に美味しいコーヒーを〜|あしながおじさんが提示した「たったひとつの譲渡条件」

Quru:「『運命の出会いかもしれない!』と大興奮したのも束の間、受話器を置いたあとの僕の心の中では、チキンなハートがザワザワと騒ぎ立てていました。だって、小浜島でビーチ徒歩3分、94.3坪の敷地に25.2坪のオシャレな2LDK住宅が付いて『600万円』なんて、普通に考えたらあり得ない話ですからね」

Tomo:「わかるよ〜! 沖縄の離島物件の相場を知っていればいるほど、『世の中にそんな甘い話があるわけない! 絶対に裏がある!』って疑うのが普通だもんね(笑)」

Quru:「そうなんだよ! で、真相を確かめるべくドキドキしながらスマホを握りしめていたら……なんと、そのオーナー様——僕たちが敬意を込めて『あしながおじさん』と呼び始めた方から、直接お電話がかかってきたんだ!」

1. 緊張の直談判!「なぜ600万円なんですか?」

Tomo:「あの時は本当、緊張で心臓がバクバクだったね! でもQuruったら、電話に出るなりいきなり直球で聞きすぎだったんじゃない(笑)?」

Quru:「気になりすぎて、遠慮している場合じゃなかったんだよ! 『初めまして! あの……ぶっちゃけてお聞きしてもいいでしょうか? どうしてこんなに素晴らしいお家を600万円という破格で譲ってくださるんですか!?』って、ストレートに尋ねちゃいました(笑)」

Tomo:「スピーカー越しに聞いていた私もヒヤヒヤしたよ〜! でも、電話の向こうから聞こえてきたのは、怒るどころか、すごく朗らかで器の大きいおじさんの声だったんだよね」

2. 明かされた衝撃の理由「私は君たちのスポンサーになりたい」

Quru:「そうなんだよ。おじさんは笑いながら、僕たちの予想を遥かに超える温かい言葉をかけてくれたんだ」

あしながおじさん

「お金はもう十分に持っているからね。私はこの家を、大きな夢と目標を持った若い人の『応援』のために使いたいと思っているんだよ。いわばスポンサーになる、という意味での600万円なんだ。600万を現金で用意できる『本気度』だけは見せてほしいんだよね。Quruさんの夢に、私もスポンサーとして一緒に乗っからせてよ!」

Tomo:「スピーカー越しにこの言葉を聞いた瞬間、私、口を覆って絶句しちゃったさ……! 宮古島のジャングルで『お店を建てる場所すら見つからない…』って途方に暮れていた僕たちにとって、どれだけ救われる言葉だったか」

Quru:「本当にそうだよね。別荘として大切に使われていたから手入れもバッチリで超キレイだし、カフェと自家焙煎所(96 Coffee Roastery)をスタートするには完璧な店舗兼住居のレイアウト。その素晴らしい場所を『夢の応援』のために譲ってくれるなんて、感無量だったよ」

3. あしながおじさんが求める「たったひとつの条件」

Quru:「僕たちにとって願ってもない夢のようなお話に恐縮しつつも、僕は一番大切なことを聞いてみたんだ。『僕たちに求める条件や見返りはありますか?』ってね」

Tomo:「そしたら、おじさんが少し声を落として、すごく優しくて力強い声で答えてくれたんだよね」

あしながおじさん

「条件はひとつだけ。夢と目標を絶対に諦めずに、小浜島のあの家で『Quru Coffee & 96 Coffee Roastery』をオープンして、長く続けてくれること。そして……僕が小浜島に遊びに行った時に、最高に美味しいコーヒーを飲ませてくれること。それが条件だよ」

Quru:「カッコよすぎるだろぉぉぉぉぉぉ(泣)!!!!」

Tomo:「電話を切ったあと、二人でその場に崩れ落ちるように泣いたよね(笑)。『最高に美味しいコーヒーを飲ませてほしい』なんて、そんな素敵な約束をしてくれるなんて……!」

Quru:「うん。1杯のコーヒーで人を幸せにすること、そして応援してくれたおじさんに最高の1杯を届けること。僕たちがカフェを開く理由が、この瞬間にハッキリと固まった気がしたよ」

4. 宮古島vs小浜島! 運命の物件レースはクライマックスへ

Tomo:「宮古島・城辺友利の『179坪 400万円』のジャングルからゼロで作る自由度も魅力的だったけど、やっぱりふたりが出会った『思い出の小浜島』で、こんな素敵なご縁が繋がったのは奇跡としか言いようがないよね!」

Quru:「そうだね! 宮古島での大迷走から一転、あしながおじさんという最強のキーマンが現れたことで、僕たちの『Quru Coffee & 96 Coffee Roastery』開業ロードは、小浜島に向かって一気に accelerated(加速)していくことになります!」

【次回予告】内見で遭遇した「リアル足長おじさん」と即決の誓い!

「一度直接会って内見して、最終決定しよう!」

あしながおじさんからの提案を受け、大急ぎで飛行機に飛び乗った僕たち。 しかし、小浜島で僕たちを待っていたのは、想像していた「渋い紳士」とはまったく違う、まさかのマッチョ&ワイルドなナイスミドルで……!?

次回、【第3章】激震! 600万円の物件を内見したら「やばい」しか言えなくなった件。 想像を超える神物件を前に言葉を失う僕たちと、怒濤の即決劇をお届けします! お楽しみに!

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愛媛県出身12年暮らした石垣島から東北に移住したけれど、失敗。 僕たちのアナザースカイ京都に帰ることを決心、里山で小さな Quru Coffee & 96 Coffee Roastery空流珈琲を開業するため、ただいま、東北から京都に帰るために準備中。

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