みなさん、こんにちは! 宮古島で小さなカフェ&自家焙煎所「空流珈琲(Quru Coffee & 96 Coffee Roastery)」のオープンに向けて準備を進めているQuru&Tomoです!
「なぜ今、コーヒー屋を始めるのか?」 「なぜ数ある移住地の中で、宮古島なのか?」
愛媛から始まり、八重山(石垣島)で12年、そして極寒の東北で3年間の波乱万丈なドラマを経て、僕たちが最終目的地としてたどり着いた場所――それが、宮古島です。
「ただ海のきれいな観光地だから」という理由だけで選んだわけではありません。
今回は、僕たちが惹かれてやまない宮古島の圧倒的な魅力と、島の歴史・文化への深いリスペクト、そしてここで叶えたい「くすっと笑える愛おしい島暮らし」について、じっくり語り尽くしたいと思います!
第1章:なぜ今「Quru Coffee & 96 Coffee Roastery」なのか?
一度沖縄を離れ、東北での厳しい冬と泥沼のご近所トラブルを経験したからこそ、身にしみて分かったことがあります。
それは、「人生の時間(タイムリミット)は思っている以上に早く過ぎ去っていく」ということ。
ボブ・マーリーが遺した名言、「本当のリッチとは金銀のことではない。『人生を流れる時間』そのものさ」という言葉が、今の僕たちのテーマです。
会社や他人の目線に縛られず、大好きな「珈琲」と「デザイン」を生業(なりわい)にしながら、自分たちの手で暮らしを創る。
1杯の珈琲を丹精込めて焙煎し、島風に吹かれながらお客様と「今日もお疲れ様」と笑い合う。そんな「心の贅沢(リッチな時間)」を取り戻すために、僕たちは今、空流珈琲を立ち上げます。
第2章:宮古島に何がある? 僕たちが引き寄せられた「島の魅力」
「沖縄本島や他の離島じゃダメなの?」と聞かれることがありますが、宮古島には他の場所にはない「特別な空気感」があるんです。
- 「宮古ブルー」という言葉すら生ぬるい透明度: 山がないため川から濁った泥水が海へ流れない宮古島。どこまでも澄み切ったコバルトブルーの海は、見るだけで心の汚れまですっかり洗われていく感覚になります。
- 「なんにもなさ」という最大の贅沢: きらびやかな大型ショッピングモールやテーマパークはありません。でも、さとうきび畑がざわめく音、波の音、夜空を埋め尽くす満天の星……都会でお金を出しても買えない「極上の余白」がここにはあります。
- 島人の温かさと、まっすぐな島風: 見知らぬ人にも「どこから来たの〜?」と声をかけてくれるフレンドリーさと、厳しくも美しい自然と共に生きてきた人々のたくましさ。
20年前に初めてこの島を訪れた時から、僕たちの心は宮古島に置き去りにされたままでした。僕たちにとって宮古島は、傷ついた心を癒やし、再び立ち上がる力をくれる魂の「アナザースカイ」なのです。
第3章:文化と伝統へのリスペクト〜ただの「観光客向けカフェ」にはしない〜
移住者として島に入らせてもらい、商売をさせてもらう上で、僕たちが絶対に譲れない条件があります。
それは、「宮古島の歴史、文化、伝統、そして人々に最大の敬意(リスペクト)を払うこと」です。
宮古島には、何世代にもわたって受け継がれてきた豊かな文化があります。 古くから島を守ってきた御嶽(ウタキ)の信仰、豊年祭やパーントゥといった伝統行事、美しく織り上げられる上布の文化、そして「オトーリ」に代表される人々と酒を汲み交わす絆の形。
目先の売上だけを追い求め、そうした島の雰囲気や伝統的な景観を壊すようなお店には絶対にしたくありません。
- 宮古島産の珈琲豆を扱い、地元の恵みを届ける
- 地元の職人さんや作家さんとコラボし、島の素材を活かしたオリジナル雑貨をつくる
- 島の歴史や文化を大切にしながら、地域の日常に静かに溶け込む
「外から来た怪しいお店」ではなく、「島のおじぃもおばぁも、観光客も、みんながふらっと寄って笑顔になれる隠れ家」を目指します。
第4章:宮古島でどんな暮らしがしたいのか?〜笑いとカントリーアロマに包まれる日常〜
現在、僕たちが狙っているのは第一希望・城辺(ぐすくべ)地区にある「築59年のレトロなRC住宅(外壁はなぜかビビッドなピンク!)」。
しかも、車庫兼倉庫は「元・牛舎」で、お隣には本物の可愛い牛さんたちが暮らすという、超絶クセの強い物件です(笑)。
僕たちが宮古島で送りたいのは、こんな日常です。
- 朝: 隣の牛さんの「モォ〜〜〜」というのどかな鳴き声で目を覚ます。
- 昼: 琉球石灰岩でできた元牛舎の店舗で、香ばしい珈琲を焙煎。さとうきび畑を抜けてやってくるお客様に極上の一杯を提供する。
- 夕方: 徒歩5分の海までのんびり歩き、沈みゆく夕日を眺めながら「今日もいい一日だったなぁ」と深呼吸。
- 夜: 三線の音色に耳を傾けながら、のんびりと過ぎる夜の時間を楽しむ。
「お隣の牛舎の芳しい香り(カントリーアロマ)」も、ピンク色の外壁も、全部ひっくるめて愛おしい島の日常。 完璧な都会のスマートさではなく、ちょっと無骨で、クスッと笑えて、温かい。そんな「愛おしい島暮らし」を自分たちの手で紡いでいきたいと思っています。
おわりに:移住はゴールじゃない。「暮らしという名の旅」の始まりだ!
「そんなの能天気な理想論だ」と言われるかもしれません。 でも、誰になんと言われようと、一度きりの人生、自分がやりたい場所でやりたいことをして生きるのが最良の人生です。
愛媛、石垣、東北……と遠回りをしてきた僕たちですが、宮古島への移住は「人生最後の移住」になります。
なぜなら、ここが僕たちの探していた永住の地であり、本当のアナザースカイだから。
店舗兼住宅のDIY改装、ピンク外壁の塗り替え、焙煎機の導入……オープンまでの道のりはまだまだ波乱万丈ですが、そのプロセスもすべて楽しんで進んでいきます!
宮古島の風と、牛さんの鳴き声と、淹れたての香ばしい珈琲を用意して。 「空流珈琲」でみなさんにお会いできる日を、楽しみにしていますね〜!