みなさん、おいでやす!「Quru Coffee & 96 Coffee Roastery(空流珈琲)」です!
10月9日の「美山・築250〜300年(江戸時代!)北山型民家」現地内見・即決交渉決戦に向けて、日々準備を進めている僕たち。
前回は「イエルカストーブで焼くカンパーニュと美山ジビエサンド」という夢満載の特化型メニューを大熱弁しましたが……
今回、Tomo隊長からの「悪魔的(※超・正論)な一言」によって、その構想が音を立ててあっけなく崩壊いたしましたーーーーーッ(笑)!!
「うちら珈琲屋さんなん忘れてへん!?」
自分たちの「本業」と「美山での立ち位置」を再確認した、笑いと反省に満ちた緊急会議の模様をお届けしますえ〜!
登場人物(Quru & Tomo)
- Quru: 焙煎士・マスター。53歳。ロマンに走るあまり「夏に薪ストーブを焚く地獄」を完全に失念していたドジっ子マスター。もう少しでパン屋になるところだった。
- Tomo: 経理(CFO)・接客・現実的ストッパー。42歳。鋭いツッコミでQuruの暴走を止め、「主役は珈琲!」とお店の軸をビシッと正した頼れる看板娘。
第一章:Tomo隊長の雷撃! 「まさか……夏も薪ストーブ焚く気!?」
夜、前回のブログ記事を読み返していたTomoが、冷ややかな視線をQuruに投げかけました。
Tomo: 「ねぇ、Quruさん。ちょっと質問してええ?」
Quru: 「な、なにかなTomoさん? カンパーニュサンドの試作の件?」
Tomo: 「パン・ド・カンパーニュ、すごーく良いアイデアやと思うのよ。でもね、これって長野のイエルカストーブのオーブンで焼くのよね?」
Quru: 「そうだよ! 薪ストーブの遠赤外線でじっくり……」
Tomo: 「まさか……夏も薪ストーブのオーブンでパン焼く気なん!??」
Quru: 「……あ。」
Tomo: 「そこまで考えんと『カンパーニュ! ジビエサンド!』とか言ってたんと違うでしょうねぇ!? 夏の猛暑日に室内で薪ストーブカンカン焚いてパン焼いたら、室内がサウナ状態になってお客さんも私らも熱中症で倒れるわっ!!」
Quru: 「あ、あっっっ! オーブンいる!? 夏は薪ストーブ……無理だよね!?」
Tomo: 「無理に決まってんでしょーーーーーッ!!(ズコーッ)」
第二章:電気オーブン導入? カンパーニュ構想のあっけない崩壊と反省
頭を抱えて冷や汗をかくQuru。
Quru: 「が、業務用電気オーブンを導入する……?」
Tomo: 「ちょっとQuruさん、冷静になりなはれ! 築250年の古民家に電気オーブン導入するとなると、アンペア変更の幹線工事やら専用の配線、設置場所の確保……費用もスペースも考えると全く現実的じゃないわよ!」
Quru: 「ううっ……となると、カンパーニュは『冬限定メニュー』になる……? でも冬限定のパンを売りにしたお店作りなんて、看板メニューとして成立しないよね……」
Tomo: 「そう! ということで……緊急会議よッ!!」
Quru: 「はいっっっっ!!(直立不動)」
💦 Quru & Tomoが直面した「カンパーニュの現実」
・【夏の薪ストーブは物理的に不可能!】
・いくら標高のある美山でも、夏の薪ストーブ稼働は室内が地獄絵図になる。
・【業務用オーブン導入は電気容量・コスト面で非現実的】
・築250年の北山型民家の電気設備を大改造するのはリスクが大きすぎる。
・【そもそも僕たちは「パンの素人」!】
・遠くからお客さんを呼べるレベルのクオリティのカンパーニュを焼く技術習得には、膨大な時間がかかる。
Quru: 「よく考えたら僕たち、パンに関しては素人なんだよね。近くのパン屋さんにオリジナルで焼いてもらうか、小型オーブンを入れるか、いっそ諦めるか……」
第三章:主役はどっち!? 「うちら珈琲屋さんやで!」の原点回帰
ここで、Tomoがお店の根本的なアイデンティティを問う言葉を投げかけます。
Tomo: 「Quruさん。パン・ド・カンパーニュにこだわりたい気持ちは分かるけど……私たち『珈琲屋さん』なん忘れてへん? 主役はどこまでも『自家焙煎珈琲』であって、フードは珈琲を引き立てる脇役なのよ!」
Quru: 「た、確かにーーーッ!! 危険だった……もう少しで珈琲を忘れて『パン屋Quru』になるところだったよ……!」
Tomo: 「ほんまよ(笑)! ここは一度、フードに関して1から考え直すべきね!」
💡 「Quru Coffee & 96 Coffee Roastery」の新しいフード方針
1. 【「食事(ガッツリ飯)」としてのフードは出さない!】
・観光客のみなさんは、かやぶきの里周辺や地元の名物料理店で食事を済ませることが多い。
2. 【あくまで「珈琲を楽しむためのおやつ」に絞る!】
・珈琲の香りや味わいを最大限に引き立てる、相性バツグンの焼き菓子に特化する。
3. 【立地と空間に合わせた「静かな時間」を提供する】
・お腹を満たす場所ではなく、極上の珈琲とおやつで心を解きほぐす空間へ!
Quru: 「そうだね! 美山の北山型民家という立地を考えても、がっつく食事を出すより、『極上の珈琲と、手作りの美味しいカヌレ』に特化するほうが、落ち着いて珈琲を楽しんでもらうコンセプトとしてしっくりくるよね!」
第四章:美山の北山型民家で味わう「珈琲×カヌレ」の至福空間
Tomo: 「そうよ! 外はカリッ、中はモチッとした手作りカヌレなら、オールド『シェレンバーグ』で深煎りした濃厚なブレンド珈琲にも、マルゾッコで抽出するエスプレッソにも相性バツグンやもんねぇ!」
Quru: 「そうなんだよ! カヌレなら事前に丁寧に焼き上げておけるから、夏場に薪ストーブを焚く必要もない(笑)!
- 江戸時代の北山型民家のお座敷で、川のせせらぎを聞きながら味わう1杯。
- 香ばしい自家焙煎珈琲と、リッチな味わいの手作りカヌレのペアリング。
- 日常の喧騒を離れ、静かに自分と向き合える贅沢な時間。
山里の静かな場所だからこそ、ただ喉を潤す場所ではなく『ちょっと空流珈琲に行きたいな』『あの珈琲とカヌレを味わいに行こう』と深く愛してもらえるファンを獲得することが必要なんだよ!」
Tomo: 「うん! 『食事目的』のお客さんを狙うより、『北山型民家の静かな空間で、美味しい珈琲とカヌレを味わいたい』っていうお客様にターゲットを絞る方が、私たちにとっても一番心地いい商いができるわね!」
終章:迷走を経て、僕たちの軸はさらに強固に!
一時は「カンパーニュとジビエサンド」でパン屋さんに脱線しかけた僕たちですが(笑)、Tomo隊長のおかげで無事に【自家焙煎珈琲×手作りカヌレ】という、最も自分たちらしい原点へと帰ってきました!
迷走も遠回りも、自分たちの軸をより強固にするための大切なプロセス。
10月9日の美山現地内見・即決交渉に向けて、僕たちの「Quru Coffee & 96 Coffee Roastery」のコンセプトは完璧に磨き上がりました!
Quru: 「よし! 主役である極上の珈琲と、最高のお供であるカヌレを携えて、10月9日の内見へ挑むよ!」
Tomo: 「ふふっ、パン屋さんにならなくて良かったわ(笑)。みなさん、迷走から復活した私たちの美山内見レポートをどうぞお楽しみに!」
二人: 「京都・美山の北山型民家で、みなさんに『おいでやす!』と極上の珈琲とカヌレをお届けできる日を目指して……突き進みますえ〜〜!!」