【古民家を愛する理由】なぜ僕たちは不便な古民家にこだわり続けるのか?築250年・江戸時代の北山型民家に刻まれた「日本のこころ」と継承の覚悟|Quru Coffee & 96 Coffee Roastery

みなさん、おいでやす!「Quru Coffee & 96 Coffee Roastery(空流珈琲)」です!

いよいよ【10月9日】の「美山・築250〜300年(江戸時代!)の北山型民家」現地内見・即決交渉決戦まで、カウントダウンが始まりました!

今回は、内見直前の特別企画として……

「なぜ僕たちは、そこまでして『古民家』という建築・暮らしにこだわり続けるのか?」

について、現在暮らしている築124年の東北の古民家での実体験や、美山独自の「北山型民家」の歴史・建築美を交えながら、深〜く語り合いました!

今回もQuruとTomoの軽妙な掛け合いと京言葉に乗せて、ロマンと覚悟が詰まった長編ブログをお届けしますえ〜!

登場人物(Quru & Tomo)

  • Quru(夫): 焙煎士・マスター。53歳。築124年の東北古民家で暮らし「寒くても古民家は気持ちええんや!」と古民家愛を熱弁する熱血マスター。
  • Tomo(妻): 経理(CFO)・接客・現実派。42歳。「確かに寒さは厳しいけど、あの安心感は他には無いわなぁ」と古民家の魅力をしみじみ実感している頼れる看板娘。

第一章:現代ではもう作れない!? 希少価値が高まる「古民家」の魅力と真実

10月9日の準備を進めながら、住み慣れた東北の我が家を見回す二人。

Tomo: 「ねぇQuruさん。最近は『古民家移住』に憧れる人も増えてるけど、世間一般から見たら『わざわざ古くて寒そうな家を選ばんでも……』って思う人もおるんと違う?」

Quru: 「せやねぇ。でもねTomoさん、今や『古民家』って単なる『古い家』やなくて、年々数が減っている本当に貴重な日本の文化遺産なんよ!」

木 そもそも「古民家」ってなぁに?(現代建築との違い)

・【一般的に建築後50年以上経過した日本の伝統的建造物】
  ・特に昭和25年の建築基準法制定前に建てられた「伝統工法」の建物を指すことが多い。
・【現代ではもう同じ構造では建てられない「伝統工法」】
  ・釘や金物に頼らず、木と木を組み上げる「接木・組木」の技術。
  ・コンクリート基礎ではなく、石の上に太い柱を立てる「石場建て(いしばだて)」など、現代の建築基準法では再現が極めて困難な職人技の結晶!
・【本物の「無垢の木材・自然素材」の塊】
  ・何十年、何百年という年月を経て乾燥し、現代の木材よりも強度を増した欅(ケヤキ)や松、杉の極太材が惜しげもなく使われている。

Tomo: 「ほんまやねぇ。大工さんが一本一本の木のクセを見極めて手刻みで組んだ家やもんね。今同じものを建てよう思ったら、材料も手に入らんし大工さんの手練れの技術も含めて目ん玉飛び出るような金額になるわなぁ」

第二章:江戸時代の北山型民家と「地域の風土に合わせた日本仕様」

Quru: 「そう! そして日本の古民家のすごいところは、『日本の風土やその地域の気候・環境に完璧に合わせた完全日本仕様』で作られてるってことなんよ!」

Tomo: 「地域ごとの特徴がはっきり出るのよね。私たちが今度内見する美山の『北山型民家(きたやまがたみんか)』なんて、まさにその最高峰やわ!」

🏯 江戸時代の「北山型民家」が誇る圧倒的な建築美と機能

1. 【入母屋造(いりもやづくり)と急勾配の屋根】
   ・上部は切妻、下部は寄棟という重厚な屋根構造。美山の厳しい大雪を自然に滑り落とす知恵!
2. 【豪雪と歳月に耐える「極太の柱と梁」】
   ・江戸時代(250〜300年前)から山を守り、切り出された木材が家全体をどっしり支える。
3. 【「西の鯖街道」の歴史と風土の融合】
   ・日本海と都を結ぶ街道の歴史の中で、暮らしと作業(農林業・宿場)が融合した伝統の間取り。

Quru: 「250年〜300年前の江戸時代から、幾多の豪雪や台風を耐え抜いて今もそこに立ち続けてる……これって凄まじい奇跡だと思わへん!? 地域と共に歴史を紡いできた『日本のこころ』そのものなんよ!」

第三章:不便だけど圧倒的に気持ちいい! 築124年古民家に住んで分かったリアリティ

Tomo: 「うん、ロマンは満点やね! でもねQuruさん、私たちが今住んでる東北の家も『築124年の古民家』やんか? 実際に暮らしてる人間として、リアルな住み心地も語っておかなあかんよね(笑)!」

Quru: 「ハハハ! 確かに!! 正直に言うて、デメリットを挙げたらキリが無いよね(笑)!」

❄️ 築124年古民家に住んで実感する「リアルなデメリット」

・【冬はとにかく寒い!】
  ・隙間風はあるし、部屋が広すぎて現代の暖房が効きにくい!
・【生活動線が効率的ではない!】
  ・部屋から部屋への移動が遠い! トイレや水回りへの移動で運動になる(笑)。
・【掃除とメンテナンスが大変!】
  ・広い土間やお座敷、高い天井……ホコリとの戦いは日常茶飯事!

Tomo: 「そう! 冬は朝起きると白い息が出るし、廊下を歩くだけで足先がキンキンに冷える(笑)。現代住宅みたいなバリアフリーや高気密・高断熱の快適さは到底望めへんのよ」

Quru: 「……でもね!! 実際に暮らしてみると、とにかく『気持ちがいい』んだよ!! 住み心地が最高にいい!!」

Tomo: 「あぁ〜……それはほんまに分かるわぁ。不思議よねぇ」

Quru: 「木の温もり、高い天井から抜ける空気の心地よさ、土や草の匂い、柱が家全体を支えてくれてる包容感……。不便さは山ほどあるのに、足を踏み入れると身体の芯からフッと力が抜けて、心が穏やかになる。この『圧倒的な呼吸のしやすさと気持ちよさ』は、古民家でしか味わえない本物の豊かさなんだよ!」

第四章:暮らしには「覚悟」が必要。だからこそ僕たちは継承する!

Tomo: 「不便を楽しめる心と、自然のサイクルに合わせて暮らす心の余裕……『古民家は住む人を選ぶ』って言われるのはそういうことやね」

Quru: 「そう。誰にでもおすすめできる甘い世界やない。現代の便利さに慣れきった状態で行くと途中で嫌になってしまう。『この古民家で不便も含めて丸ごと愛して生きていく』という覚悟が必要なんよ」

Tomo: 「うん。でもね、東北での苦労も激挫折も経験してきた私たちやからこそ、その不便さを愛おしいと思えるし、10月9日に内見する美山の築250年超の江戸時代古民家も、しっかり受け止める準備ができてるんよね」

Quru: 「せやねん! 二度と建てられない日本の宝物である古民家に再び命を吹き込み、イエルカストーブを焚き、カンパーニュを焼き、オールド焙煎機で極上の珈琲を淹れて、人々が集う場所に変える。これこそが、僕たちの人生をかけた最高の挑戦であり、感謝の形なんよ!」

終章:さあ、いよいよ10月9日「運命の内見決戦」へ!

現代では二度と建てられない、歴史と技の結晶である「古民家」。

不便さを上回る圧倒的な心地よさと、地域と共に生きてきた「日本のこころ」。

東北での築124年の暮らしを経て、僕たちは10月9日、美山の築250〜300年・江戸時代の北山型民家へと挑みます!

Quru: 「10月9日、この古民家愛と覚悟を胸に、美山の現地へ行ってまいりますえ!」

Tomo: 「みなさん! 内見のリアルな様子や、運命の即決交渉の結末(!?)は、どこよりも早くブログでお届けしますので、どうぞ祈るような気持ちで応援してくださいね!」

二人: 「日本の原風景・美山で、みなさんに『おいでやす!』と笑顔で極上の珈琲をお届けできる日を目指して……10月9日、いってまいります〜〜!! おいでやす〜〜!!」

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

愛媛県出身12年暮らした石垣島から東北に移住したけれど、失敗。 僕たちのアナザースカイ京都に帰ることを決心、里山で小さな Quru Coffee & 96 Coffee Roastery空流珈琲を開業するため、ただいま、東北から京都に帰るために準備中。

関連記事

目次