宮古島で「空流珈琲(Quru Coffee & 96 Coffee Roastery)」を開くべく、本格的に物件のイメージを固め始めた僕たち。1階が店舗で2階が住居? それとも平屋+敷地内店舗? 夜な夜な繰り広げられる夫婦の妄想会議で見えてきたのは、なんとも怪しく(?)も魅力的な「理想の物件像」でした。
1階コンクリート床が必須な「物理的すぎる理由」
物件の間取りを考えるとき、僕たちには絶対に譲れない「物理的で重たい条件」があります。
そう、僕たちの相棒予定であるオールドSchuilenburg(シュイレンブルク)焙煎機の存在です。
この年代物のシュイレンブルク、とにかく圧倒的に重い! 2階に設置しようものなら「床が抜けて下階にすっぽり落ちるんじゃないか」と夜も眠れなくなります(笑)。
だからこそ、店舗部分は「1階のコンクリート床(土間)」が絶対条件。
「平屋の住居+敷地内に店舗」または「母屋の隣に頑丈な倉庫がある物件」というスタイルが理想的です。住まいとお店の建物が分かれている方が、「よし、今日も豆を焼くぞ!」と暮らしと仕事のメリハリもつきますからね。
「店舗付き住居」または「倉庫付き物件」を大捜索!
資金潤沢な大企業なら、広い土地を買ってデザイナーズ店舗をドカン!と建てるのでしょう。
しかし、僕たちは予算少なめの夫婦ふたり暮らし。
狙うは、「こぢんまりとした倉庫付きの中古住宅」です。
一見するとただの素朴な古い倉庫。でも扉を開けると、無骨なコンクリート土間にオールドシュイレンブルクが鎮座し、極上の珈琲の香りが満ちている……。
倉庫を自分たちの手で少しずつリノベーションして店舗にしていくプロセスも、絶対に面白いはずです。
「えっ、こんな場所に!?」を目指す隠れ家戦略
「お店を出すなら、車通りが多い幹線道路沿いや観光地の一等地でしょ!」
……と、一般的なビジネス書には書いてあります。でも僕たちが作りたいのは、派手な看板を掲げた観光カフェではありません。
宮古島の静かな集落の、ちょっと目立たない奥まった場所。 通りかかった人が、
「え……? 宮古島のこんな集落の奥に、オールドシュイレンブルクで豆を焼いてる珈琲屋さんがあるの……!?」
と、二度見どころか三度見してしまうような「秘密基地感」と「意外性」が欲しいのです。
まるで宝探しのように、わざわざ迷いながら探して辿り着く場所。 扉を開けると、宮古島の優しい島風と、職人技で焼き上げた豆の甘い香りが迎えてくれる。そんな「隠れ家」だったら、最高にワクワクしませんか?
宮古島のどこかで、奇跡の物件に出会うために
予算は控えめ、でも夢とこだわりは山盛り。
「静かな集落」「平屋住居+敷地内倉庫」「土間コンクリート」「こぢんまりサイズ」という、不動産屋さんも思わず首を傾げるマニアックな条件で、僕たちの宮古島物件さがしは続きます。
「こんな変な物件、あるわけないよ」と笑われるかもしれません。 でも、遠回りして東北で失敗した僕たちだからこそ、今度こそ妥協せず「自分たちの好き」を詰め込んだ理想の居場所をつくりたい。
もし宮古島の集落で「あそこの倉庫、怪しい珈琲屋になったらしいよ」という噂が流れたら……それは間違いなく、僕たちの仕業です(笑)。
奇跡の1件に出会える日まで、どうぞ温かく見守ってください!