みなさん、おいでやす!「Quru Coffee & 96 Coffee Roastery(空流珈琲)」です!
前回、築150年超の北山型民家(ガスなし・おくどさん・五右衛門風呂)で過ごす「江戸時代タイムスリップ生活」の暮らしのイメトレをバッチリ完了させた僕たち。
今回は、いよいよ核心へ迫ります! 「小浜島での計画から一転、この美山の北山型民家でどのようにQuru Coffee & 96 Coffee Roasteryを商っていくのか?」という新たな事業計画について、Tomo隊長と深夜の緊急作戦会議を開きました!
今回もQuruとTomoの軽妙な掛け合いと京言葉に乗せて、こだわり満載の店舗演出と、リアルで現実的な収支シミュレーションを語り尽くしますえ〜!
登場人物(Quru & Tomo)
- Quru(夫): 焙煎士・マスター。53歳。「古民家カフェという安易なネーミングは使いたくない!」と美学を爆発させる熱血ロマン派。
- Tomo(妻): 経理(CFO)・接客・現実派。42歳。Quruのドラマチックな空間演出に頷きつつ、美山の観光客数データから電卓を弾く頼れる看板娘。
第一章:「古民家カフェ」とは呼ばせない! Quruの譲れない美学と空間構成
図面を広げ、熱っぽい視線で語り始めるQuru。
Quru: 「Tomoさん、美山の北山型民家で空流珈琲をどう運営するかじっくり考えたんだけどね……まず最初にひとつ言わせてほしい! 世間でよく使われる『古民家カフェ』というネーミング、僕にはしっくりこないから絶対に使いたくないんだ!」
Tomo: 「あはは(笑)! 相変わらず変なところでこだわりが強いねぇ。流行りの『古民家カフェ♡』みたいな安易な枠に収まりたくないってことね?」
Quru: 「そう! 僕たちが作るのは、伝統的な北山型民家の歴史と、本物のスペシャルティコーヒーが融合した『Quru Coffee & 96 Coffee Roastery』という唯一無二の空間なんだからね! 具体的な配置はこう考えたんだ!」
🏯 北山型民家を活かした「店舗兼住宅」の間取り計画
・【店舗エリア(手前の座敷2部屋)】
田の字型のお座敷のうち、手前の2部屋を店舗スペースとして活用!
・【住居エリア(奥の2部屋)】
奥の2部屋を、僕たちと愛犬ジュウのプライベートな居住空間に!
・【元馬小屋(キッチンスペース)】
玄関脇の元馬小屋をリノベーションし、オーダーを受けるオープンキッチンへ!
第二章:馬小屋カウンターのマルゾッコと、土間に鎮座するオールドシェレンベルグ!
間取りの配置から、一気にドラマチックな店舗動線と演出の妄想へとなだれ込むQuru。
Quru: 「玄関を入ってすぐ脇の元馬小屋をキッチンスペースにして、そこにカウンターを作る。そこにカフェ界の王様『LA MARZOCCO(ラ・マルゾッコ)』をドカンと置くんだ! 玄関を開けた瞬間、重厚な北山型民家の中に輝くエスプレッソマシン……これ、めちゃくちゃ格好いいでしょ! 動線的にも完璧だよ!」
Tomo: 「あぁ〜! 玄関脇でご注文を受けて、テイクアウトのお客さんはそのままお庭のベンチや縁側に腰かけてもらい、店内利用のお客さんには靴を脱いでお座敷に上がってもらう……無駄がなくてすごくスマートな動線やねぇ!」
Quru: 「でしょ!? そしてお座敷は、畳の上にアンティークの小さなテーブルだけを置くシンプルな空間にする。余計な装飾はいらない。目の前を流れる川のせせらぎをBGMに、静かに深くコーヒーと向き合ってもらうんだ。そして一番のハイライトは……オールド『シェレンバーグ(Schellenberg)』焙煎機だよ!」
☕️ 玄関を入ると目に飛び込む「オールドシェレンバーグ」の演出
1. 通り土間から続く奥の台所に、師匠直伝のオールドシェレンバーグを鎮座させる!
2. 玄関をガラガラと開けると、通り土間の奥に重厚な焙煎機が神々しく佇んでいるのが見える!
3. 北山型民家の黒光りする梁・柱と、ヴィンテージ鋳物焙煎機のコラボレーション!
Tomo: 「うわぁ……! 玄関を入った瞬間に、奥の土間に重厚な焙煎機が見える演出なんて、想像しただけで鳥肌が立つわぁ。北山型民家とオールドシェレンバーグの相性は間違いなく最高やね!」
Quru: 「冬には、静かに降り積もる雪景色を座敷から眺めながら、イエルカストーブ(大梅)のやわらかな炎で暖をとってもらう……。春、夏、秋、冬、四季折々の美山の表情を楽しめる空間。これなら『客単価1,000円』を目指せる本物の価値を提供できるよ!」
第三章:美山の「年間観光客数」から弾き出す、リアルな収支シミュレーション!
Tomo: 「ロマン溢れる空間演出はバッチリやね! さぁ、ここからはCFOの出番よ! 美山が観光地とはいえ、仙人レベルの限界集落でどれくらいのお客さんが来てくれるか、データから現実的に計算してみましょう!」
📊 京都府南丹市美山町の観光客数データ(背景)
・美山町(特にかやぶきの里周辺)には、年間およそ30万人〜40万人規模の観光客やドライブ・ツーリング客が訪れる。
・しかし、季節(紅葉シーズンや新緑、冬の雪景色)や曜日(平日と週末)によって変動が非常に激しいのが特徴。
・観光の中心地から少し離れた鞍馬街道沿いのポツンと一軒家であることを考慮し、手堅い来客数を試算する必要がある。
Quru: 「そうなんだよね。いくら美山全体に観光客が来るとはいえ、僕たちのお店は静かな鞍馬街道沿い。だから大風呂敷を広げず、1日の平均来客数は『20人』と超リアルかつ手堅く設定したいんだ!」
Tomo: 「1日20人ね! 客単価1,000円(ドリンク+手作りカヌレやフレンチトースト)として……電卓叩くわよ!」
💰 【Quru Coffee & 96 Coffee Roastery】月間売上試算(美山編)
1. 【店舗カフェ営業(テイクアウト&お座敷)】
・1日来客数:20人 × 客単価:1,000円 = 1日売上:20,000円
・月間営業日数:22日(週休2日+α)
・カフェ月間売上:20,000円 × 22日 = 440,000円
2. 【自家焙煎珈琲豆の卸売(ホテル・飲食店・EC)】
・京都市内や美山周辺の宿・飲食店・オンラインショップへの卸:月間200kg目標!
・卸・豆販売月間売上(概算):約600,000円〜800,000円規模
👉 合計月商:約100万〜120万円規模!
Tomo: 「なるほどねぇ! 1日20人という無理のない接客ペースを守りながら、店舗売上で約44万円。そこに私たちが最も力を入れる『自家焙煎豆の卸売(月間200kg)』を組み合わせれば、家賃ゼロの持ち家経営なら十分に盤石な利益を残せるわね!」
Quru: 「そう! 大量のお客さんに追われて忙殺されるのではなく、1日20人のお客さん一人ひとりと丁寧に向き合い、極上の1杯を提供する。そして裏では卸売の仕事をバシッとこなす。これこそが、僕たちの目指す『小さく暮らし、小さく商う』最強の経営スタイルなんだ!」
終章:夢の事業計画を胸に、いざ10月の美山現地内見へ!
小浜島での計画白紙から立ち直り、自分たちのルーツ・美山で描いた新たな事業計画。
「古民家カフェ」という言葉を超えた、北山型民家とオールドシェレンバーグが紡ぐ唯一無二の空間。そして、年間観光客数データから弾き出した現実的で堅実な収支計算。
Quru: 「よし! 暮らしのイメージも、商いの事業計画もカンペキに仕上がった! あとは10月の現地内見で、この目で美山の神物件を確かめてくるだけだね!」
Tomo: 「ほんまやねぇ。馬小屋キッチンのスペースや、通り土間からの奥行き、お座敷からの景色……図面通りにワクワクする空間が広がってるか、メジャーを持ってしっかりチェックしに行きましょうね!」
二人: 「みなさん! 美山での『Quru Coffee & 96 Coffee Roastery』再始動ストーリー、10月の現地内見レポートも大興奮でお届けしますので、どうぞお楽しみに! 京都・美山でみなさんに『おいでやす!』と笑顔で珈琲を淹れられる日を目指して、突き進みますえ〜〜!!」