みなさん、こんにちは! 宮古島で小さなカフェ&自家焙煎所「空流珈琲(Quru Coffee & 96 Coffee Roastery)」のオープンを目指して準備中のQuru&Tomoです!
宮古島のことばに、「綾道(あやんつ)」という美しい響きの言葉があります。 意味は「美しい道」。
先人たちが自然と調和しながら紡いできた歴史や文化、そして宮古ブルーの海とサンゴ礁。それらは決して「永遠に勝手にあるもの」ではなく、島を愛する人々が守り育んできた大切な宝物です。
愛媛、石垣島(12年)、そして東北の厳しい冬を経て、僕たちがこの島に骨を埋める覚悟で帰るからこそ、強く感じていることがあります。
それは「ただ観光して楽しむ、消費するだけの場所じゃない。宮古島という島そのものをリスペクトし、守りながら暮らしたい」ということ。
今回は、宮古島が直面しているリアルの課題と、僕たち旅行者・移住者・事業者が手を取り合って未来へ繋ぐ「島愛(しまあいに)あふれるアクション」について、ユーモアを交えて語り尽くします!
第1章:キャパオーバー寸前!? 宮古島が抱える「うれしくも切ない課題」
近年の宮古島は、入域観光客数が劇的に増加し、島の経済を支える大きなパワーとなりました。 ですが……その一方で、急激な変化によるオーバーツーリズム(観光公害)が顕在化しています。
街やビーチは人で溢れかえり、沿岸部の開発が進む中で「これって島のキャパシティを超えてない……?」という不安の声が市民の間で広がり始めました。
海には不法投棄されたゴミや吸い殻、ポイ捨てされたペットボトル。サンゴの減少や、事故の一歩手前のような迷惑駐車……。
「大好きな宮古島だからこそ、このままじゃいけない」
宮古島市では自然環境に配慮した「持続可能な観光地づくり」を進めていますが、行政だけに頼るのではなく、島を訪れる人、商売をする人、住む人みんなが「お邪魔します」の心を持つことが、今まさに求められています。
第2章:これぞ「綾道」の精神! 僕たちが今すぐできる「サステナブルな島旅&暮らし」
サステナブルツーリズム(持続可能な観光)なんて難しいカタカナを使うと堅苦しく聞こえますが、要するに「島への思いやりと愛」です!
僕たちが宮古島で気持ちよく過ごすために、心に刻んでおきたい「マナーとリスペクトの5箇条」をご紹介します。
① 御嶽(ウタキ)や鍾乳洞は「映えスポット」じゃない!
ネットやSNSで「パワースポット!」と紹介されて観光客が押し寄せる場所の中には、地元の人々が何世代にもわたって祈りを捧げてきた神聖な「御嶽(ウタキ)」や湧き水のある場所が数多く含まれています。 一般人の立ち入りが禁じられている場所に勝手に入るのは、よその家のお仏壇に土足で上がり込むようなもの! 最大限の敬意を持って、静かに見守りましょう。
② 「水着でコンビニ」はNG! 街はテーマパークじゃなく「生活の場」
「テンション上がってウキウキなのは分かる! でもね、市街地や静かな集落は、おじぃやおばぁ、子どもたちが普通に暮らす『日常の場』です!」 海の近くであっても、水着1枚で歩くのは絶対NG。羽織ものを1枚着る優しさと配慮を持ちたいですね。
③ ポイ捨ては犯罪! 人が増えれば美しくなる島へ
草むらやビーチに捨てられたゴミ、タバコの吸い殻……。宮古島市環境美化推進条例では、ごみのポイ捨てに「3万円以下の過料」が科されます! 「自分が持ってきたゴミは持ち帰る」「見つけたら1つ拾う」。人が集まるほど海がキレイになるような未来を、みんなで作りませんか?
④ 橋の上でのハザード停車は超危険!
伊良部大橋、池間大橋、来間大橋……宮古島が誇る絶景の橋! 「うわ〜きれい!」と思わず車を止めたくなる気持ちは分かりますが、駐停車禁止エリアでの迷惑駐車は事故の元で本当に危険です! 決められた駐車場に停めて、安全に絶景を楽しみましょう。
⑤ 全国チェーンより「宮古島で作られたもの」を買おう!
滞在中のごはんやお土産、ちょっとした買い物。せっかくなら全国チェーン店ではなく、地元の商店や宮古島産の食材・加工品を選びませんか? 島でお金を使えば、それが島の経済を潤し、島の美しい環境を守る力に直結します!
第3章:「空流珈琲」が宮古島で目指すサステナブルな商い
僕たちが城辺(ぐすくべ)地区で準備を進めている「Quru Coffee & 96 Coffee Roastery」も、この「島へのリスペクト」を商いの中心に据えています。
- 宮古島産コーヒー豆の積極的な活用と発信
- プラスチックごみを削減する環境配慮型の店舗運営
- お隣の牛舎さん(畜産農家さん)をはじめ、地元の営みと共存・協働する
- 宮古島の素材を使ったオリジナルグッズで地元の職人さんに還元する
第一希望の物件は、お隣がリアルな牛舎で、車庫兼倉庫は「元・牛舎」という強烈なクセを持つRC住宅(外壁はビビッドなピンク!笑)。
一見すると「マイナス要素」に見えるかもしれませんが、島で代々営まれてきた畜産業に敬意を払い、牛さんをモチーフにしたTシャツやマグカップを作って「牛が見えるのどかな隠れ家カフェ」として愛してもらう。
「マイナスをプラスに変え、地域の営みと笑って共存する」 これこそが、僕たちの考える最高のサステナブルです!
おわりに:観光だけじゃなく「暮らす」視点で島を愛そう
宮古島は、ただの「リゾート地」ではありません。 豊かな自然と固有の文化があり、人々の生き生きとした暮らしが息づく「生きた島」です。
一回限りの観光で使い捨てにするのではなく、まるで「大好きな友人の家」に遊びに行くような気持ちで、リスペクトを持って接してほしい。
僕たちも移住者であり、事業者として、この「美ぎ島(かぎすま=美しい島)」の未来を一緒に守り、育てていく一員になりたいと思っています。
先人が残してくれた「綾道」を、次の世代へと美しく繋いでいくために。
みなさんも、宮古島を訪れるときはポケットに「リスペクトと愛」を忍ばせて、遊びに来てくださいね! 美味しい自家焙煎珈琲と、のどかな牛さんの鳴き声を用意して、空流珈琲でお待ちしています!