美山の小さなカフェ&焙煎所

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【京都・美山編】「美山の山並みも見慣れるとタダの緑」!? 東北の寒さと小浜島白紙事件で正気に戻った僕たちが美山で始める小さなカフェ&焙煎所|空流珈琲(Quru Coffee)
みなさん、おいでやす!「Quru Coffee & 96 Coffee Roastery(空流珈琲)」です。

かつて、宮古島や小浜島への移住を夢見てブログを書いていた頃、こんな強烈なパンチラインを放っていたのを覚えてはりますでしょうか。

「海は見慣れるとタダの水」

……言っていました。大真面目に言っていました(笑)。

しかーし! 人生とはまさに二転三転、脱輪を繰り返しながら爆走するコメディ映画!

東北の寒さに打ちのめされ、「寒さで正気に戻った」僕たち。その後、小浜島で「600万円の神物件だ!」と歓喜したのも束の間、あしながおじさんの突然の事情で計画が白紙(0ベース)に戻るという大波乱に見舞われました!

「海がタダの水どころか、小浜島の夢そのものが幻になってしもた……!!」

そんな失意のどん底から0ベースで全国を探し回り、最終的にたどり着いた僕たちの新たなるアナザースカイ。それこそが……「日本の原風景と美しい清流が広がる、京都・美山(みやま)」だったのです!

今回は、名言(?)「見慣れるとタダの景色」説を美山版にアップデート! 東北での挫折、小浜島白紙事件からの漂着、そして京都・美山で始める小さなカフェ&焙煎所のリアルな物語をお届けします!

登場人物(Quru & Tomo)

  • Quru(夫): 焙煎士・マスター。53歳。熱意とロマンで突っ走る熱血マスター。すぐカッコつけて失敗するが立ち直りは早い。
  • Tomo(妻): 経理(CFO)・接客・暴走ストッパー。42歳。小浜島白紙事件の衝撃を乗り越え、京言葉混じりの鋭いツッコミでQuruを手綱引きする頼れる看板娘。

第一章:「見慣れるとタダの緑」問題と、東北の寒さで正気に戻った日々

絶景の地に住んだことがある人なら、一度は共感してくれるはずです。 移住した当初は「うわぁぁぁ! 大自然だー! 天国だー!」と毎日感動して写真を撮りまくるのですが、半年も経つと……

「あ、今日も山緑だわー(チラ見)」

と、景色が完全に「背景化」してしまう現象。これが俗に言う「見慣れるとタダの景色」状態です(笑)。

そんな生ぬるい感情を抱いていた僕たちに、激しい洗礼を浴びせたのが「東北の地」でした。

「ここで宿を開業するぞ!」と意気込んで飛び込んだものの、東北の冬は容赦ありません。 痛いほどの極寒、現実の厳しさ、そして自分たちの力不足……僕たちはあえなく「大挫折」を味わいました。

凍える手足をさすりながら、僕たちは心の底から正気に戻ったのです。

Quru: 「アカン……!! 俺たち、やっぱり自分の身の丈に合った場所で、温かい人と自然に囲まれて生きていかないとあかん……!!」

Tomo: 「ほんまやね(笑)。東北の寒さで完全に目が覚めたわ!」

第二章:小浜島での白紙撤回劇と、京都・美山での「真の運命」

正気に戻った僕たちは、「今度こそ南の島で再起を図るぞ!」と小浜島を目指しました。マッチョな「あしながおじさん」との出会いもあり、「600万円の神物件だ!」と大騒ぎしていたのですが……人生そう甘くはありません。

あしながおじさんの会社や資産整理で税務署が入るというトラブルが発生し、小浜島のお話はまさかの『完全白紙』に!

Quru: 「あの時は二人で『えええぇぇぇーーーッ!?』って開いた口が塞がらんかったよね……」

Tomo: 「ほんまにねぇ。今までの小浜島ブログの熱量どうするのよって(笑)。でも、迷走に迷走を重ねて小浜島まで白紙になったってことは、『僕たちのアナザースカイは沖縄じゃなかった』っていう神様からのサインやと思ったのよね」

0ベースでやり直し、全国を巡る中で巡り合ったのが、美しいかやぶきの里と清流・美山川が流れる「京都・美山」でした。

山並みを吹き抜ける爽やかな風と、川のせせらぎ。美山の地に立った瞬間、僕たちの脳内に電流が走りました!

Quru: 「ここだ……! 僕たちが探していた本当のアナザースカイは、この美山だったんだ!!」

💡 なぜ賃貸ではなく「美山で古民家を購入」するのか?

1. 【毎月の家賃リスクをゼロにして「世界一のんびり」営業したい!】
   ・古民家を買い取ってしまえば月々の家賃はゼロ! 焦らず、自分たちのペースでお客さんに向き合えます。

2. 【DIYで自由に理想の古民家カフェへ改装できる!】
   ・解体しようが、漆喰を塗ろうが誰にも文句は言われません!

3. 【美山の地に根を張る覚悟!】
   ・東北での挫折、小浜島での白紙事件と迷走を重ねたからこそ、美山に根を張り「自分たちの拠点」を持ちたかったのです。

第三章:京都・美山で始める「小さく最強のカフェ&焙煎所」

東北での挫折、小浜島白紙撤回という大迷走を経験したからこそ、僕たちは「本物」へのこだわりに目覚めました。 美山でオープンする「Quru Coffee & 96 Coffee Roastery」は、最高の道具と技術を詰め込んだ小さな秘密基地です。

☕️ 師匠直伝!オールド「シェレンバーグ(Schellenberg)」焙煎機

人生の苦味と、その奥から湧き出るフルーツのような甘みを極限まで引き出す伝説の鋳物焙煎機。美山の静かな空気の中で、芳醇なロースト香を響かせます!

☕️ 王様のエスプレッソマシン「LA MARZOCCO(ラ・マルゾッコ)」

最高圧力で抽出する極上のエスプレッソと、飲むのがもったいなくなる美しいラテアートでお迎えします。

☕️ 温もりある器で味わう「絶品スイーツ&フード」

外カリッ中モチッの「自家製カヌレ」や「伝説のフレンチトースト」、サクサクのホットサンドやジューシーなハンバーガーを、温もりある器で提供。

テイクアウトして徒歩3分の美山川の河原へ持っていけば、川のせせらぎがBGMの「世界一贅沢なリバーサイドカフェ」の完成です!

第四章:「タダの緑」すらも愛おしい、京都・美山での密着型ライフ

「見慣れるとタダの景色」なんて毒を吐いていた僕たちですが、京都・美山での日常は、その景色すらも愛おしく思えるほど贅沢なものです。

  • 【朝】: Quruの淹れてくれたコーヒーを飲み、愛犬ジュウと徒歩3分の清流の河原をお散歩。
  • 【昼】: 山々の風を感じながら、ドライブやツーリングで訪れる観光客や地元の地元のおじい・おばあたちと笑顔でおしゃべり営業。
  • 【夕方〜夜】: 営業後は釣りバカQuruが渓流へダッシュ! 獲れたての川魚を夕食で囲み、夜はテラスで満天の星空を見上げながら地酒をちびちび。
  • 【定休日】: 車で京都市内へ! 自家焙煎珈琲豆の配達と買い出しをバシッと済ませ、Quruが大好物のステーキを爆食いし、「やっぱり美山が一番落ち着くわなぁ」と山へ帰る(笑)。

「何もない」からこそ、目の前にある日常が輝いて見える。 背伸びせず、多くを求めず、身の丈に合った古民家店舗兼住居で「暮らすこと=生きること」を全力で楽しむ。これこそが、僕たちが見つけた「小さく最強のスタイル」です!

おわりに:0から始まる僕たちの新しいカウントダウン

「見慣れるとタダの水・タダの緑」なんて言っていたあの頃の自分たちに教えてあげたいです。

「安心して迷走しろ! その先に京都・美山という最高の未来が待ってるぞ!」と。

東北での挫折も、極寒の中で正気に戻った瞬間も、小浜島での白紙撤回劇も、すべてはこの美山の地で最高の1杯を淹れるための大切なスパイスでした。

気取らず、背伸びせず、空を流れる雲のようにゆったりと。 京都・美山でみなさんと「おいでやす!」と笑顔で乾杯(コーヒーで!)できる日を、心から楽しみにしています!